裏ポークスキームでインターテック(金子淳史代表)など20社以上調査




豚肉輸入会社が14億円所得隠し=仕入れ価格偽る-東京国税局

東京都足立区の豚肉輸入会社「インターテック」(金子淳史代表取締役)が東京国税局の税務調査を受け、2010年7月期までの5年間に約14億円の所得隠しを指摘されていたことが8日、分かった。低価格の海外産豚肉を高値で輸入したように装う手口で、仕入れ価格を水増ししていたとみられ、追徴課税は重加算税を含め約4億円に上ったもようだ。
安価な豚肉を輸入する場合、基準輸入価格(部分肉ではキロ約547円)を下回ると、差額分だけ徴収される差額関税制度があり、関係者によると、同社は関税の支払額を抑えるために高値購入を装ったとみられる。(2012/02/09-01:45)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012020900011
以前も・・・
裏ポーク事件:別ルートで計7人逮捕 脱税額120億円に
輸入豚肉の差額関税制度を悪用した「裏ポーク」事件で、東京地検特捜部は6日、食肉卸販売会社「協畜」(愛媛県四国中央市)元社長、曽我部登容疑者(52)ら4人を関税法違反(脱税)容疑で再逮捕し、3人を新たに逮捕した。免れた関税は106億円余で、既に立件したルートと合わせると計120億円に上り、法人税や所得税などを含めた脱税事件としては過去最高額となった。

ほかに再逮捕されたのは▽協畜社長、南本浩一(38)▽食品仲介業「エムワイコーポレーション」(東京都渋谷区)前社長、渡辺正男(56)▽同社元社員、森井啓介(35)各容疑者。新たに逮捕されたのは▽食肉卸「ケンコーポレーション」(中央区)元社長、梅垣宏介(50)▽同社元社員、待合勇史(34)▽食肉卸「鮮商」(北区)元社長、金子淳史(48)各容疑者。

調べでは、7人は02年7月19日~04年9月13日に計1074回、ダミー会社「グローバルフーズトレーディング」(中央区)名義でデンマークから韓国などを経由して冷凍豚肉を輸入。この際、実際の価格より高値を記載した虚偽の輸入申告書を東京税関に提出し、関税計約106億5800万円を免れた疑い。

また特捜部は6日、食品輸入会社「山水物産」(山口県下関市)を輸入元とするルートで同様に14億1100万円の関税を免れた同法違反で、法人としての協畜と曽我部容疑者ら4人を起訴し、森井容疑者を処分保留(同日、再逮捕)とした。

毎日新聞2006年12月14日




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