憚りながらもペテロ邦男こと鈴木邦男から芋蔓式に


の補足です。(w


『右であれ左であれ』の校正をしていたら、桂文珍さんとの対談で思わずうなってしまった。討論の後「好きな言葉を」っていわれて聖書の言葉を書いたんだ、ペテロ邦男君は。

「義のために迫害されてきた人は幸いだ。天国は彼らのものだから。ミッションスクール出身の民族派、鈴木邦男

「あっ、オレを支えてきたのは『聖書』だったのかと気づいた。「心の清い人たちは幸いである。天国は彼らのものである」etc・・・と「山上の垂訓」はスラスラと出てくる。

それに「新訳」の目次はすべて暗記してる。マタイ、マルコ、ルカ伝、ヨハネ伝・・・・と。「教育勅語」や「歴代の天皇」の名前は知らないのに。これも反日的で自虐的なのでせうか。罪深い日本人でせうか。去年なくなった景山民夫さん(作家で「幸福の科学」の信者) もミッション出身で、それが人生ではものすごく役に立っているといっていた。一緒にカラオケにいったときも「どうして賛美歌はないんだ。歌いたい!」って叫んでた。景山さんに誘われて東京ドームに「幸福の科学」の話を何度か聞きに行った。出版社の人たちも大勢来ていた。みんな信者だ。ドームの2階に空いた一画があった。なんでも高級霊の招待席だそうだ。でも、終わりまで空いていた。そしたら、出版社の人が「えっ、見えたでしょう。モーゼ様もいらっしゃってたし、アブラハム様もキリスト様もお釈迦様もいらっしゃいましたよ!」




彼らは史上例を見ないほどの残虐な犯罪を起こした。坂本弁護士一家の殺人事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件などだ。教団内部での殺人事件もある。一連の事件で29人が死亡し、負傷者は6500人に上った。

新聞やテレビ、ネットでは「一日も早い死刑の執行を!」「まず麻原からだ!」という声があふれている。刑の執行が終わらない限り、「オウム事件」は終わらない。そう思っているようだ。刑の執行で、事件を終わらせ、記憶を消したいのだろう。

でも、早急に事件を終わらせ、記憶を消してしまっていいのだろうか。と思う。あの頃の、熱い「空気」を憶えているからだ。犯罪集団になる前のオウムは、熱狂的に取り上げられ、皆、オウムについて熱く語っていた。ブームであり、「オウム現象」だった。そんな興奮と昂揚を見ていたのだ。だから、〈記憶〉まで消してしまっていいのか、と思う。

たとえば、東大や京大などでは麻原の講演会が開かれ、超満員だった。そこで麻原の話を聞いて入信した人は多い。大学当局が主催者ではないが、許可した。その責任はあるだろう。東大や京大でも講演するのだ。ということで「信用」し、「安心」して入った人は多かった。又、有名学者や評論家、ビッグなタレントが麻原と対談し、持ち上げた。彼らが麻原にお墨付きを与えたのだ。僕らだって漠然と思った。よく分からないが深い修行を積んだのだろうと。

又、テレビでも、よく取り上げられていた。僕がよく覚えているのは、「朝まで生テレビ」だ。オウム真理教と幸福の科学が一騎打ちをし、他に宗教評論家なども出た

幸福の科学のトップは出ない。幹部や作家の景山民夫さんなどが出た。オウム真理教は麻原自らが出た。気合いが違うと思った。真面目だし、真剣に修行し、世の中のことを考えていると思った。弁護士一家殺しの疑惑も一部には言われていたが、「いや、彼らはやってない」と思った。見抜けなかった僕らが愚かなのか。でも、多くの人がそう思ったはずだ。

オウム事件の犯罪が明らかになった後でも、オウム問題は「朝生」で何度も取り上げられていた。「オウム真理教と連合赤軍」というテーマの時は、僕も出た。宮崎学さんや、元東大全共闘の小坂修平さん、元連合赤軍の植垣康博さんなども出た。「何故、オウムが悪いかというと、宗教なのに人を殺したからです」と、あるパネラーが言うと、他の人達は、「何を言ってるんだ、人を殺してない宗教なんてあるか!」と噛みつく。十字軍戦争などを言っているのだ。「オウムは連合赤軍と似ている」と指摘されて、植垣さんが、「いや、全く違う。我々は無関係の人間を無差別に殺したりはしない」と自らの正当性を訴えていた。



オウム真理教をやめ、今は「ひかりの輪」の代表になっている上祐さんとロフトで対談したことがある。なぜ、東大・京大などのエリートが、こぞってオウムに入ったのかと。そうしたら、こう言っていた。頭のいい学生たちは、科学で解明できないことはないと思っている。そこに小さな「超能力」を見せてやる。信じられない世界だ。学生たちは、じゃ、俺たちが習った世界は何なのだ、と、その世界がガラガラと崩れる。そう言っていた。

麻原は確かに超能力はあるだろう。だから偉いわけでも、正しい人でもない。超能力というのは、むしろ動物的なものかもしれないと言う。文明化する前の人間が持っていた原初的な能力だ。それなのに、その動物的能力を示した人を全面的に信用してしまう。


他の人達は、「何を言ってるんだ、人を殺してない宗教なんてあるか!」と噛みつく。十字軍戦争などを言っているのだ。
他の人達は、「何を言ってるんだ、人を殺してない宗教なんてあるか!」と噛みつく。十字軍戦争などを言っているのだ。


日本語WIKIには




とありますがそれはミスリードでホントは




The Crusades were a series of religious expeditionary wars blessed by the Pope and the Catholic Church,

要するに正確には・・・

十字軍(じゅうじぐん、ラテン語: cruciata)とは、ローマ法王とカトリック教会が、聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことである。


因みに・・・




おまけ



実は私は学生時代から数年前まで統一教会(世界基督教統一神霊協会)に入会していました。正確に言うと大学2年から卒業後一年間は原理研究会(1988年〜1992年)、その後は社会人として世界基督教統一神霊協会の教会員でした(1992年〜1997年ごろまで)。
1992年には韓国のソウルで行われた国際合同結婚式にも参加しました。桜田淳子や山崎浩子と同じ時です。(ちなみに山崎さんの相手であったテッシーこと勅使河原氏とは同じ教会の所属でした。)

このページを見に来る方の中には政治運動、学生運動に関係していた方も多いでしょうから、統一教会というよりも原理とか原理研または勝共連合と言ったほうが馴染みが深いでしょう。

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